事業立ち上げ時の広報は何から始める?ホームページ・紙・動画の使い分け

はじめに

広報をしっかり整えたいけど、何から手をつけるべきか分からない

Webサイトはあるけど、うまく機能している実感がない
事業立ち上げや新規開業のタイミングで、こうした課題を感じるケースは少なくありません。
本記事では、実際に弊社が開業時に行った広報設計をもとに、問い合わせや理解促進につながる広報の組み立て方を整理したいと思います。
結論から言うと、広報は次の3つを軸に考えると機能しやすくなります。
- Webサイト(情報の整理と着地点)
- 名刺・パンフレット(接点づくり)
- 動画(理解の促進と印象強化)
それぞれ役割が異なり、組み合わせることで広報の効果が高まります。

1. まずは「着地点」となるホームページを用意する
事業立ち上げ時、まず初めに行ったのは、ターゲットや目的、事業の計画に沿ったWebサイトの制作でした。もしWebサイトの準備が難しい場合は、無料のポートフォリオサイトでも良いので、「事業内容についてはここを見てください」と言える場所を持つことが重要です。
■ ホームページが広報の軸になる理由
Webサイトを作ることで、単に情報を掲載するだけでなく、「自社の強み」「提供価値」「ターゲット」が整理されます。この整理が、その後の広報すべての土台になります。
■ 整理されることで起こる変化
例えば、名刺やパンフレットのデザインやキャッチコピー、営業時の説明などが一貫性したものになります。強みやターゲット、提供価値のブレがないと、広報の効果も高くなっていきます。
2. 次に「接点」を増やすための紙媒体を用意する
Webサイトを整えた後に行ったのが、名刺やパンフレットの制作です。先にWebサイトを作り「強み」や「ターゲット」を明確にしたことにより、記載内容やデザインの方向性をしっかりと決めることができました。
■ 紙媒体の役割
名刺やパンフレットなどの紙媒体は、以下のような役割を持ちます。
- ビジネス交流会やセミナーで人と会ったときに渡せる
- 興味を持った人が後から見返せる
- ホームページへの導線になる
つまり、広報の“入り口”を増やす役割となります。
■ Webサイトとの連動が重要
ホームページで整理した「強み」や「ターゲット」に合わせてデザインやコピーを設計することで、伝わり方の精度が上がります。
3. 広報を一段深めるのが「動画」
ホームページと紙媒体で、“情報の整理”と“接点の確保”ができた状態で、さらに効果を高めるのが動画です。
■ なぜ動画が効果的なのか
Webサイトは重要ですが、すべての内容が読まれることはほとんどありません。
多くの場合、ユーザーは数分以内に離脱し、自分にとって必要そうな部分だけを拾って判断しています。
つまり、伝えたい情報が十分に届いていない可能性があります。
■ 動画が補完できること
動画を活用することで、
- 短時間で要点を伝えられる
- 視覚と聴覚で理解しやすくなる
- 印象に残りやすくなる
といった効果が期待できます。特に1分前後の動画は、限られた時間内で情報を整理して伝える手段として有効です。
■ 動画は営業ツールとしても機能する
動画は、WebサイトやSNS、営業時の説明、広告など、複数の場面で活用できます。
一度制作すれば、サービス内容や強みを継続的に伝えてくれる営業ツールとしても機能します。
弊社が実際に制作した動画の記事についても、ぜひご参照ください。

動画は既存の情報からでも作れる
「動画制作に時間をかけられない」という場合でも、「ホームページの内容を要約する」「強みを整理して抜き出す」といった形で動画化することが可能です。
これにより、ホームページ単体よりも活用シーンを広げることができます。
■ Webサイトから制作する場合
ホームページやランディングページなど、情報が掲載されたWebサイトをご提供いただき、強調したい内容や最も伝えたいことを抜き出し、シナリオを作成して動画にします。この場合、ホームページなどに使用されている図解や表、画像を使用することもできます。
なお、動画では、情報を詰め込みすぎたりフォントサイズが小さいと視認性が悪くなるため、Webサイトの中でも特に伝えたいポイントを3~5つ程度に絞り込むと、視認性を確保でき、離脱率が高まらない尺に収めることができるかと思います。
■ スライドデータから制作する場合
営業やプレゼンで使用する、パワーポイントなどのスライドデータから動画を作成することも可能です。スライドだと単調で冗長になってしまうこともありますが、動画でテキストや図解に動きを付けたり、イラストに動きを付けたアニメーションにすることで、最後まで視聴しやすくなります。
また、BGMとナレーションを加えることで、動画を再生するだけで大まかな説明ができ、時間がおしてしまうこともありません。
ただし、ここでも情報の過多には注意が必要です。

広報で失敗しやすいパターン
広報を進める中で、よく見られる失敗もあります。
・とりあえずSNSだけ運用する
企業の広報の場合、SNSは重要ですが、受け皿となるWebサイトがないと効果が分散します。
また、事業内容や強み、理念などをしっかりと伝えるなら、Webサイトが必要となってきます。
・強みやターゲットが整理されていない
情報の軸がないまま広報を進めると、何を伝えたいのか分からない状態になります。
まずはしっかりと方向性を決め、そこに副う形で設計・制作を行っていくことが重要となります。
・動画を作ったが活用できていない
動画は作ることが目的ではなく、どこでどう使うかまで設計することが重要です。
これは動画の効果を上げるだけでなく、単発での使用で終わってしまうのか、異なるシーンで活用できる資産となるのかも変わってきます。

動画を活用すべき企業の特徴
以下のような場合、動画の活用は特に有効です。
- サービス内容が複雑で伝わりにくい
- 強みが言語だけでは伝えにくい
- 新規顧客の獲得を強化したい
- Webサイトの離脱率が高い
また、動画の中でも、モーショングラフィックスなどのアニメーション動画では、上記の「サービス内容が複雑で伝わりにくい」といった部分をよりカバーすることが可能となります。
実写動画とアニメーション動画の違いは、こちらの記事でも解説していますので、ぜひご参照ください。

まとめ|広報は「積み上げ」で強くなる
広報は単体で考えるのではなく、
- Webサイトで事業内容や強み、ターゲットを整理する
- 整理した方向性に副って制作された紙媒体で接点を作る
- 動画で理解を深める
という役割分担で設計することで、その効果を発揮できるようになります。

よくある質問
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まずはWebサイトと動画、どちらを優先すべきですか?
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基本的にはWebサイトを先につくると、その後の広報活動がスムーズかと思います。情報の整理と受け皿が整っていない状態で動画を制作しても、効果が発揮されにくくなります。
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動画制作にはどのくらいのコストがかかりますか?
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内容や尺によって異なりますが、目的や活用方法によって最適な構成が変わります。まずは用途に合わせて設計することが重要です。
なお、アニメーション動画制作の費用感については、こちらの記事に書いていますので、ぜひご参照ください。
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動画を作っても効果が出ないことはありますか?
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構成や導線設計が不十分な場合、十分な効果が得られないこともあります。そのため、制作だけでなく活用方法まで含めた設計が重要です。
ご相談について
「広報を整えたいが、何から始めればいいか分からない」
「今のWebサイトや資料がうまく機能していない」
このような場合は、広報全体の設計を見直すことで改善できる可能性があります。
弊社では、動画制作だけでなく、
- 動画の構成設計
- Webサイト制作
- DTPデザイン
まで一貫してご対応しています。
その他、ロゴやイラストの制作も行っており、広報ツールを丸ごとお任せいただけます。
事業内容やターゲットを整理しながら、効果的な広報設計をご提案いたしますので、まずはお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
また、モーショングラフィックスを含めた動画制作についての詳しい情報は、当ホームページの動画制作ページを、AIアニメーション動画制作についてはAI動画制作ページもご覧ください。

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